I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第8回総会報告書 |
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平成27年8月22日(土) |
10:00〜12:00 |
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高円寺北区民集会所 2階 和室 |
参加人数 25名 |
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担当 脳番号3 |
テーマ「過酷な現実と夢の実現〜パラレルキャリアのススメ〜」 |
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I.D.H.Bの活動が8年目に突入した。登録人数はちょうど100名になり、I.D.7の平均参加人数は過去最高を更新する16.5名となった。教員3名ではじめたこの勉強会であるが、「異業種間交流」を日常的に体現することができ、“10年間継続実施”の目標達成も現実味を帯びてきた。残りの3年間の間で、その後の方向性を固めていきたい。今回は25名の同志が集結。しかも7名の方が初参加ということで、活動の継続性と波及性に手ごたえを感じることができた。
3年前の総会から、I.D.H.B代表である私自身が、本サークルの趣旨説明だけでなく、私が普段から考えている人生を切り開くための考え方や実践法についてお話している。今回のプレゼンは、渾身の65枚のスライドを作成した。昨年、一昨年ともには100枚を超えるスライドで、盛りだくさんになってしまった反省を今度こそ生かし、内容と時間配分を程よい感じで構成することができた。
講座テーマは「過酷な現実と夢の実現〜パラレルキャリアのススメ〜」。構成は以下の通りである。
はじめに、I.D.H.Bについてと私の自己紹介を簡単にお話した。I.D.H.Bで大切にしている精神は「I.D.ism」=「自立」「相乗作用」「他者貢献」であり、その実現と伝播が本サークルの目的である。通常の定例会ではなかなか伝える機会がないので、改めてこのことに触れた。
さらに、今回、「パラレルキャリア」というキーワードを紹介した。パラレルキャリアとは、「会社勤めなどの本業をしっかりと持ちながら、本業以外に社会活動を行う新しい生き方であり、仕組み」である。私にとってのI.D.H.Bの運営は、まさにパラレルキャリアであり、その活動を通し得たことは非常に多い。第1部のテーマである過酷な現実を対処していく過程と、第2部の夢を実現させていく過程において、I.D.H.Bの運営及び使命の追求活動を切り離して語ることはできない。
家庭、職場、そして第3の場である「サードプレイス」を持つことによって、息詰まりがちな生活を打破し、さらに使命に向かって人生を切り拓くきっかけを得ることができるのではないかと考える。そうした意味からも、「パラレルキャリア」という考え方の重要性をお伝えしたかった。
もう一つ、「スーパーセルフコントロール」についての確認もした。イトケン太ロウが数年前から提唱している、幸福度の高い生き方を目指すための具体的な戦略が「スーパーセルフコントロール」である。それには大きく分けて、“エビデンスのある左脳的思考”と、“直感的・創造的な右脳的な発想”があり、両脳の特性を知った上で、状況に合わせてその機能を発揮させ、ダメージは最小限に食い止め、チャンスや幸福感を最大限に引き出そうという発想である。
毎年このことについては触れているので、詳しい解説は割愛するが、この戦略に基づき、今日のワークが展開していくので、一応確認をした。
イトケン太ロウ流 「幸福度の高い生き方」の構想図(2014)
今回用意した2つのワークは、今年の総会のためにイトケン太ロウが開発したオリジナルコンテンツである。“禍福は糾える縄の如し”という言葉があるが、近年のイトケン太ロウを取り巻く状況は、まさにそのような状態である。その困難な状況において、非常に救いとなったのは、I.D.H.Bの運営と使命、そしてスーパーセルフコントロールの追求であった。それぞれのワークを、章立ての中で簡単に説明する。
第1部 「過酷な現実とそのアプローチ」
近年、イトケン太ロウは、様々な困難に直面してきた。厄年前後から始まった、原因不明の体調不良からの肺炎、そして喘息。イトケン太ロウの妻の育休明けからの、病休そして退職。8年ぶりに異動したイトケン太ロウが直面した悲惨な教育現場の実態。椎間板ヘルニアの発症により、教員生活で初めての7週間の病休。イトケン太ロウの実父の脳梗塞による入院生活から始まった介護生活…。
40代前半からは、誰もがいろいろな意味で人生が転換していく時期なのかもしれないが、次々に起こる困難に対し、正直、積極的な対処ができないことが多かった。しかし、継続的に追究してきた「スーパーセルフコントロール」によって、何とか最悪の状況だけは避けようと日々努めてきたことは事実である。そして、時間の経過とともに状況を変えいくこともできた。さらに、困難なことであっても、見方を変えると悪いことばかりではないし、幸せにつながるきっかけのようなものも見出すことができるようになっていった。これはまさに財産であり、したたかに生き抜くためのスキルが身についたことで、自分自身の成長を実感することができた。
このような経緯をお伝えしつつ、参加者のみなさんにも、同じようなことがあるのではないかと思い、次のワークを体験してもらった。
●過酷な現実ふりかえりカード
参加者各自に、「最近、現実は過酷だな」と思ったことを、最大3つ挙げてもらい、その時とったアプローチ(対処法)を思いつくままワークシートに記入してもらう。すべて出し終わったあと、今度はそのアプローチを「知識・行動・感情・捉え方」の4つの観点で分類してもらう。
無意識に、各々は様々な困難に対処しているが、その対処法に偏りや傾向があることに気づくことが、このワークのねらいである。対処法の幅を広げ、状況に応じた適切な対処法の活用につなげていくためのきっかけとしての位置づけである。
●このワークシートに、思いつくまま、アプローチを記入していく。
●スーパーセルフコントロール構想図から、4つの観点を確認する。
●思いつくまま書いたアプローチを、4つの観点で分類し、自分自身の対処法の傾向を知る。
第2部 「夢の実現のためのファクター」
第1部で紹介したように、近年のイトケン太ロウを取り巻く状態は決して良いものではないが、一方で地道な取り組みが実を結び、大きな花を咲かせることも同時に起きていた。
3年前から挑戦を始めた「特別支援教育士(S.E.N.S)」の資格をこの4月に取得することができたこと。I.D.H.Bの運営が7年目の終盤を迎える5月に、夕刊フジの「もう一枚の名刺」の欄で、I.D.H.Bの取り組みについて2回目の新聞掲載をして頂いたこと。さらに、イトケン太ロウの長年の夢であった書籍の執筆が形となり、明星大学の小貫先生との共著で、東洋館出版から「クラスで行うユニバーサルアクティビティ」という書籍を出版することができたこと。
これら夢の実現は、イトケン太ロウの今後の展開において、大きな原動力となったことは間違いない。しかし、夢の達成だけに目を奪われてもいけないとも、同時に感じた。
I.D.H.Bにおいて、「夢」=「目標」であり、「使命」=「目的」である。「夢」は達成可能であるが、「使命」の追求に終わりはない。大きな「夢」の実現も大切であるが、それは何のため(目的)に設定した目標であるかということを、常に忘れてはならない。そのことは、今回、特に伝えたいことの一つであった。
イトケン太ロウの場合、明確な「使命」と「夢」の設定をし、その実現のために「スーパーセルフコントロール」というツールを用いている。
そして、大きな夢を実現したことを踏まえ、これまでの過程を振り返り、夢の実現に必要であった「夢の要素」を細かく分析してみた。その結果は以下の通りである。
その「夢の要素」には、自分でコントロールできる部分とできない部分があることに気づいた。そして、その内容をさらに詳しく見てみると、コントロールできる部分は、日ごろの地道な行動の積み重ねであり、コントロールできない部分は、「縁」、「運」、「機」や他者の行動によることであることが分かった。
つまり、「夢の実現」において大切な要素は、使命感のある行動の積み重ねであり、その結果が他者の共感を生み、そしてそれらが自分ではコントロールできない領域に押し上げてくれるという仕組みであるということである。
このようなイトケン太ロウの一実践を例に、参加者の方々の経験に重ねていくため、次のワークを体験してもらった。
●セルフコントロール・マップ
参加者各自、これまでの人生経験の中で、夢(目標)を実現し、困難を克服するためのツール(知識・行動・感情・捉え方)を、イトケン太ロウにおいては「スーパーセルフコントロール」であるが、意識的にせよ無意識にせよ、活用してきていると考える。
まず、下段の4つの枠に、第1部で行った「過酷な現実ふりかえりカード」によって浮かび上がった各自の対処法を記入してもらう。そして、その対処法にネーミングをしてもらい、その上部の太枠の中に記入してもらう。よいネーミングが浮かばない場合は、「スーパーセルフコントロール」と記入してもらう。
次に、各自の使命と夢を記入してもらう。書けない場合は、空欄のままでよい。
最後に、使命に向け夢の実現をしていく過程において、自分でコントロールできる部分とできない部分を整理する。
このワークでは、“使命がはっきりとしているか”、“夢があるか”、“それに迫るためのツール(戦略)があるか”ということを明らかにすることがねらいの一つ目である。そして、「夢の要素」における“コントロールできることをしっかり積み重ねているか”、“コントロールできないことをコントロールしようとしていないか”ということも確認するが、大きなのねらいでもある。
今回の講座でお伝えしたかったことは、以下の3点である。
●使命を意識する。
●小さな夢をおろそかにしない。
●本当の幸せは何か、常に追求する。
このような意識をもつに至るには、私にとってのサードプレイスでありパラレルキャリアであるI.D.H.Bの存在はとても大きい。今後も参加者の皆さんと共に、I.D.H.Bを深化させていきたいと思うと共に、参加者の方々が人生を切り拓いていくためにも、サードプレイス、パラレルキャリアという発想を広めていきたいと考えている。
昨年同様、この日のために開発したワークであったため、目的にあった活動であったかどうかは、正直、不安な部分もある。しかし、活動を厳選したことで、参加者同士の相乗作用(シナジー)が生まれ、深い交流を目にすることができたことは、率直に嬉しかった。今回の総会も、参加者にとって有意義なものになっていることを切に願う。
講座の最後に、「the
seeds of mission(使命の種子)」と呼ばれる感想をシェアする場を毎回設定している。プレゼンをして頂いた方に対し(今回は私になるが)、話を聞いた方々からお礼の気持ちを込め、感想を言って頂く。当日の講座の話の内容を含めて、プレゼンターの使命や志、信念や熱意に対し、フォーカスしてコメントして頂く。プレゼンターには今後も、さらに使命感に基づき、たくましく行動していってほしいということを願い、”使命の種子”を植え付けるということがねらいのひとつでもある。
実際に参加して下さった方々からのメッセージを、下記で紹介する。
拙い講座ではあるが、毎回多くの方々に参加して頂けるので、準備においては最善の努力をして、渾身のプレゼンを行った。反省点は多々あるが、また来年の総会に活かしながら、本サークルの活動を続けていきたい。
I.D.HYBRID
BRAINS第8回総会 参加者感想 2015.8.22
The seeds of mission (使命の種子)
使命の種子とは…
講座の受講した方から、プレゼンターへ贈るメッセージ。話の内容や、プレゼンターの使命、志、信念、思いや熱意に対する率直な感想です。これを参加者同士でシェアすることで、新たな視点や切り口、捉え方を得ることができます。また、プレゼンターにとっても、自分自身を客観的な視点から捉え直す機会にもなります。相乗作用による、正の向上スパイラルを生みだすツールとして、この「使命の種子」を位置づけています。
【第8回総会 2015.8.22 使命の種子〜the seeds of mission〜】
★I.D.8年目、おめでとうございます!今日の総会で、参加者にエネルギーを与え、方向性をみんなに指し示す存在だなぁと、改めて思いました!I.D.がサードプレイス、素晴らしいと思います!【40代男性・学習塾経営】
★日常生活に埋没すると、それはただ、同じような毎日の繰り返しでしかない。使命や夢、幸せを振り返り考えることもない。しかし、世の中、生まれてきた使命は誰にもあるし、ささやかな夢、幸せというものは、皆、持っているはずである。今日は、そんな大切なことに、改めて気付かされる最高の場であった。続けることで、人の人生に影響を与えている。それだけでも、本当にすごい!【40代男性・公認会計士】
★伊藤さんの研究心や勉強する姿勢は、いつも見習おうと思っています。それを自分のものにするだけでなく、他者へ広めたり伝えたりする行動を実現しているところに凄さを感じます。そしてまた、自分を高めていくのがあり、飽くなき探究を続けていってほしいと思います。I.D.は、自分の人生観を見つめ直すよい機会になっています。ここでヒントをもらい、自分の夢の助けとなっていることがあります。私も、一人間として何ができるか考え続けていきたいと思います。【20代男性・教員】
★自分を成長させたり、自分の生活を向上させたりするためには、常に意識したり考えていたりしなければならないことがあります。そういったことは、誰もが自分の中に持っていると思います。しかし、日常の生活の中でそういった本当は大切なことというのは忘れがちです。それを思い出させ、気付かせてくれるのが、I.D.やイトケンの使命なのかなと思いました。ありがとうございました。【40代男性・IT情報システム】
★1回しかない人生なので、1日1日、今を大切にやりたいことや目標に向かって頑張ることを再認識することができました。悔いのない人生のために、自然体で。ありがとうございました。【40代男性・郵便事業】
★(伊藤先生は、)機会を与えてくれる人。「考える機会」「振り返る機会」「出会える機会」「先を見る機会」。グルグルから、少し道が見えました。ありがとうございました。【20代女性・教員】
★はじめに「セルフコントロールできてるか?」との問いに、いち早く手を挙げた私に対して、「マジかよ!」という目で私を見た主人がいて、自分だけそう思っていて、家族には認められていないんだナ…と思いました。私の中では、かなりコントロールができている。できていなかったら家族はひどいことになる。家族で総会に来ると、そんな自分の見られ方も発見して、子供たちの話もゆっくり聞けて、良い時間だった。【40代女性・専業主婦】
★7年、活動を続けるというのがすごいです。(多分、来年も同じことを書く気がします。数字がひとつ増えて。そして参加させて頂いて1年経ったんだとも。サードプレイス、パラレルキャリアを私は持っているのですが、持っていない人、その中でも持ちたいと思っている人もいるのかも、ということに気付きました。昨年と同じ「使命」というテーマの中でも、成長というか「使命」の進化みたいなのも感じました。【40代女性・商社OL】
★今日はありがとうございました。自分の使命は?夢は?と聞かれて、迷いはありましたが(ありますが)、やはりこれだろうと自覚?再認識することができました。なかなか参加することができず、申し訳ありませんが、イトケン、晴ちゃんに出会えたことは、運命ですー。サードプレイス、見つけたい!というか、認識することがアンコントロールド。大事?保護者会ネタかも…。【40代女性・教員】
★最後の動画を観たあとの自分の感想、感情が印象的でした。病気の人は精一杯の夢を語っている。健康な人は、もっと大きな夢を語ればいいのにと思った。【20代男性・情報サイト運営会社】
★私は1日1日、小さな目標や夢を持って、大きな夢に挑戦したいと思いました。毎日1つでも、自分に合った小さな目標や夢を達成して、毎日楽しく過ごしたい。【10代女性・中学生】
★自分の使命を考えたことがなかったので、考えるきっかけになりました。また、自分は本当に小さな幸せに気付かず、文句ばかり言っていたな…とも思いました。これから困難なことに出会った時、負けずに前に進んでいけるように、スーパーセルフコントロールを使っていきたいと思います。ありがとうございました。【20代女性・教員】
★漠然と考えていたことを、他の人に恥ずかしくなく話すことができました。言葉にするのが気恥ずかしくて、何を言っているのか訳分からないと思われたかもしれませんが、とてもよい機会になりました。「他者貢献」、自分も少し考えてみようと思いました。ありがとうございました!【40代男性・教員】
★イトケンさんは道標をくれる人。I.D.に参加するたび、イトケンさんの話を聞いてワークをするたび、思考や行動が迷子になった時に前に進むヒントがもらえる気がします。ちょっと前を向くとか、一歩踏み出すとか。ずっと迷子でいるつもりはないけど、これからもI.D.に参加していきたいです。本当、I.D.に大学生のうちに出会えて良かったです。8年目、おめでとうございます。MVP、ありがとうございます。【20代女性・大学生】
★夏休みは、何となく生きている毎日でしたが、もう一度、自分の夢や使命を考えるきっかけを与えてもらいました。小さなことを感じる心の大切さを、改めて感じさせてもらいました。「意識する」毎日を、目指していきたいと思います。【40代女性・教員】
★やる事、やりたい事は、時間と共に変わってきます。その時に対してのベストな方向で。(プレゼン画面から文字が減ってきたのでよかったです。)【40代女性・専業主婦】
★自身の”生き方”を明確にされ、それに対して理論付け、実践されていることがよく理解できました。まずは考えること、とことんとことん、そして行動に移すこと。いとけん先生の歩まれてきた”道”がしっかり残され、これから向かおうとしている”道”が見えてくる。自分自身もそうありたいと思いました。ずっと先生のお話をお聴きしたいと思っていました。ありがとうございました!【40代女性・会社員】
★継続は力なり。良い活動です。続けていってください。応援しています。幸せは、身近なところから見つけ出し、感じるものと思います。逆説的ですが、サードプレイスは必ずしも必要でないかもしれませんよ。【50代男性・製造業】
★相変わらず自分の夢や使命が見えてこない(ネガティブな感じではなく)。ただ今日考えられたことのスーパーセルフコントロールについては、自分を振り返ることができてよかったです。一つずつできることを増やしていきたいと思いました。ラストの動画は、とても心にくるものがありました。考え方一つで、毎日があたたかく幸せになると感じました。今日も参加してよかったと思いました。ありがとうございました。【30代男性・教員】
★オリジナリティの追究、その先にあるのは、独自性ではなく、多くの人に役立つユニバーサルデザイン。これは、すごくいいなぁと思うし、これからもずっと応援しています。理論(知識)と感情の人間らしさを両面から合わせて捉えていることで、どれだけ私自身が助けられたか分かりません。私としては、まだイトケンの考えの枠の中でいろいろ考えられるようになったけど、自分自身のものになるように、自分の言葉で置き換えていけるといいなーと思っています。【40代女性・専業主婦】
成績優秀者表彰
I.D.7 成績優秀者 (賞品 I.D.キャラ オリジナルステッカー)
出席回数 (6回)脳番号86 (4回)脳番号11 脳番号666 脳番号530 脳番号4050
出席率 (100%)脳番号86 脳番号128
MVP (賞品 I.D.ハイボーイワッペン)
脳番号530
ブレーングレード昇格者
★I.D.コア昇格 脳番号666 脳番号530 脳番号4050
I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第40回定例会報告書 |
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平成27年10月31日(土) |
10:00 〜 11:30 |
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高円寺中央会議質 洋室2 |
参加人数 11名 |
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担当 脳番号18 |
テーマ「 SSC実践編〜『幸せを感じる力』を増やそう!〜 」 |
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今回、8月の総会を受けて、スーパーセルフコントロール実践編「『幸せを感じる力』を増やそう!」をお届けしました。
『今幸せを感じる力を増やせば、未来を創り出せる可能性が高まる!』
私たちには、日々いろいろな出来事が起こり、その度に自分の身体や心の状態は左右されてしまうことが多いです。
それが一瞬のことであれば、大した問題ではありませんが、そのことに引っ張られてしまうと、自分の力が発揮できなくなってしまいます。
そんな時に、大事なことは「今、ここ」を感じること。
そして、「今、ここ」を肯定的にとらえることが、自分の未来を創っていきます。
これまで私が学んできたコミュニケーション心理学といわれるNLP、仏教を元にしたマインドフルネス瞑想、氣功、などと、最新の科学の共通点などを紐解き、自分のエネルギーを最大化するコツを体感をしてもらい、学びました。
<当日の内容>
・呼吸法で「今、ここ」を感じる力を高める→「幸せを感じる力」アップ
・言霊とイメージで、自分のエネルギーを最大化する
・自分の過去、現在を最大のリソースにして、未来を創造する力を高める
<内容>
1.良い状態を作る
・良い状態と悪い状態の時の違いを体感
呼吸、身体、心にそれぞれ意識を向ける
・自分をコントロールするために必要な考え方
どんな状況でも自分の人生を自分でコントロールするためには、「あなたにとっての世界に、つまりこの今現在に、もし不都合な現状があるとしたら、それはすべてあなたが原因である」と考える
・「今ここ」を体験
1分間呼吸することだけに集中してみよう
<リラックス>全身の力を脱力
<姿勢>グラウンディング
センタリング
<呼吸> 鼻から息を吸い、お腹の奥までいれる深〜い呼吸をする
2.マインドフルネス瞑想
Googleが取り入れて大きな成果を上げたことで、一気に注目されている!
マインドフルな状態…「意図的に、いまこの瞬間に、評価や判断とは無縁の形で注意を払うことから、浮かんでくる意識」
・<4つのプロセス>
@呼吸に注意を向ける
鼻から空気が入り、鼻から空気が出ていきます。その様子を、鼻先かお腹で感じてみる。
吸っている時に「いま息を吸っている」、吐いている時は「いま息を吐いている」と心で唱えるとよい
A注意がそれる(雑念がわく)
当たり前のこと。また戻せばよい。
B注意がそれたことに気づく
気づけば元に戻すことができる
自分を責めたり、評価したりしない
ただ、その状態を受けとめ、観察する
Cそれた注意を呼吸に戻す(雑念を手放す)
雑念の状態でいることもできるけど、呼吸に注意を戻すことを選択する
「身体を整えると息が整う、息を整えると心が整う」
書籍「世界のトップアスリートが実践する集中力の鍛え方」より
・「今ここ」を感じることの大切さ
いま自分が何を感じているか。どんな感情を抱いているかが、人生に影響して現実をつくりだす。様々な経験を通じた感情や実感が、自分の人生を築くための情報となる。
すでに形として私たちが目にしているものは、私たちの意識の「結果」である
そして、「いま」の自分の実感は、未来をつくるための情報
だから、いま幸せであれば未来も幸せになる!
3.視点を変える
問題に陥っている時、視点を変えれば見方が変わる
@相手の視点
Aサードポジション…天から全体を俯瞰する視点
4.言葉を変える
日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸(さきわ)ふ国」とされた。
声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。
<言葉の力をテストする> 筋反射テスト
口から出して耳から入った言葉が、自分の体にとてつもない影響を及ぼしている
言葉を味方につけることで、あなたの周りにチャンスがうまくいく理由がどんどん飛び出してくるようになる
実際に良い言葉と悪い言葉で自分の力の違いを体感してもらいました。
5.ニューロロジカルレベル
NLPの考え方で、人間の意識を6段階に分けたもの
@環境 A行動 B能力 C信念・価値観 Dアイデンティティ Eスピリチュアル
自分自身の@からEまでの状態をイメージしてもらうことで、どんな変化が起こるのかを体感してもらいました。
6.自分の過去を最大のリソースにする
@過去のリソースフルな体験を3つ出す
(がんばったこと、達成感・充実感があったこと、最高に気持ちよかったことなど)
それを視覚・聴覚・体感覚で再体験する
A未来に実現したいことを1つ決めて、そこに向かって歩いていく
今回の内容をさらに深め、自分自身の習慣にするために、来年3月から半年間にわたって、第2回自己実現力アップ講座を開催することになりました。
たくさんの参加をお待ちしています。
プロ講師の一歩さん | ブレーン同士の交流 | ワーク形式の学び | 11名の同志が集結 |
I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第41回定例会報告書 |
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平成27年12月5日(土) |
18:45 〜 20:15 |
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高円寺北区民集会所 第5集会室 |
参加人数 18名 |
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担当 S井校長先生 |
テーマ「人生楽しんでますか」 |
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今回の定例会は、久しぶりに講師の先生をお呼びしての講演となった。定員20名の所、21名の参加予約が入った所からも、今回の定例会に対するブレーンの方々の期待の高さが伺うことができた。最終的に参加した人数は18名であった。
講師として来て頂いたのは、6年前にもI.D.でお話しして頂いたことのあるM市立N小学校のS井校長先生である。イトケン太ロウがM市勤務時代に大変お世話になった先生で、15年来のお付き合いをさせて頂いている。1年程前から講師依頼をさせて頂き、ようやく実現することができた。
今日の講演の柱は、以下の通りであった。
・学生時代にやっていたこと
・教員時代にやっていたこと、感じたこと
・父親になって思ったこと
・管理職になって心掛けていること
・次の世代の皆さんへ
・あちこちでS井語録
主な切り口としては、学生、教員、父親、管理職というそれぞれの立場を経験する中で、実践してきたこと、感じたこと等を、子供・同僚・保護者等、他者との関わりという軸でお話しして頂いた。
どのステージのお話しでも共通していたのは、S井先生が試行錯誤しながらも導き出した人生訓を、「語録」という形で簡潔にまとめ、メッセージ化されていたことである。十数年も先を行き、様々な試練を乗り越えられた先生のお言葉の一つ一つは、非常に深く、重みのあるものであった。
特に印象に残っているのは、S井先生の主張や在り方が、とても爽やかで清々しい所である。これだけ実績を残されている方なのに、主張や意見の端々に押し付け的な部分が全くない所がすごいと感じた。
“S井語録”のひとつに、「男らしさは3つの“さ” (さわやかに)(さりげなく)(さっそうと)」というのがあるが、S井先生はこのことを見事に体現なさっているとも感じた。言行一致とは、まさにこのことである。
使命の種子(the seeds of mission)の時間では、様々な立場で参加されたブレーンの方々からの感想をシェアした。「理想の上司像であった。」「いろいろな立場の自分と対話しながらお話しを聞くことができた。」「一瞬でファンになった。」「先生の下で勉強させて頂きたい。」「様々な立場を経験することの大切さを知った。」「とても清潔感のある方であると思った。」等、I.D.ismの一つである“相乗効果(シナジー)”が起きていた。
本当にお忙しい所、今回の依頼を快く引き受けて頂いたS井先生には感謝の言葉しかない。先生から伝えて頂いたメッセージを、今後は我々が後進の方々に伝えていく役割を担っていかなければならない。業種の枠、そして世代の枠を越えて、人生を豊かにしていくための交流を、今後も続けていきたいと改めて思った。
S井先生、本当にありがとうございました!
●講師 プロフィール
S井先生
東京生まれの東京育ち
東京学芸大卒業
私立男子中高等学校で講師、青梅市で産休代替教員を経て、教員16年。管理職16年。
家族6人
趣味野球。阪神タイガースの大ファン。
特技、語録作り。
剛腕校長のS井先生 | 熱心に聞くブレーン達 | 伝説のミュージシャンも参戦 | 18名の同志が集結 |
I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第42回定例会報告書 |
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平成28年2月20日(土) |
16:30 〜 17:30 |
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高円寺北区民集会所 第5集会室 |
参加人数 11名 |
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担当 脳番号530 |
テーマ「おとなより、ちょっと未熟な世界から」 |
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【前置き】
この報告書を書いている今はもう新社会人。当時大学生の私が、畏れ多くも自分から名乗りを上げてファシリテーターをやらせていただいた定例会。本来は、私とファシリテーターをやりたいと誘ってくれた同級生とやる予定が、大学卒業・新生活待ったなしの2月に予定が合わず、それでも日頃思っているありのままを伝えるだけ伝えてみようと人前に、自分とは居る世界の違う“おとな”の前に、立たせてもらいました。
1. 自己紹介
22歳大学卒業間近の4年生(当時)。道産子。ざっくりいうと高校・大学と演劇に触れていい意味で人生狂わされる。その他もろもろ面白そうなイベントには好奇心だけで軽率に行ってみちゃう系女子。I.D.に通い始めたきっかけもただこれだけ。
2. Key wordは運と縁。
私と言う人間が今まで好き勝手やってきたことに関して、話さなくてはならない必須事項が“運と縁”。今まで助けられてきた人の縁と嘘みたいな強運のエピソードを離しつつ、自分の運を信じてあげると、おのずと人の縁に恵まれ、自分の1歩(自発的行動)に繋がるのではという考えのもと、周りの人、物すべてを信じてみてあげてほしいと伝えさせてもらいました。
3. 私たちの世界。
演劇活動を軸として、“おとな”とは違う子供の、学生の世界を訴えさせてもらいました。I.D.のようなイベントに顔を出す学生は少ないと4年間ほめていただいたり、他の場所でも偉いとおっしゃっていただけたりして、非常に嬉しかった私ですが、ずっと疑問を持ち続けていました。私だけが偉いわけではないのに、と。
なかなか“おとな”の方は学生と話す機会が少ないという前提で、私たちは私たちなりの考えも経験も浅い、けどとても広い未熟な世界で、最大限に悩んで迷ってぶつかって精いっぱい生きていると伝えたかったのです。確かに私のような形で未熟な世界を精いっぱい生きている学生は確かに珍しいけど、それは私のやり方がただそうだっただけ。“学生は”と一括りにして見ないでほしい。もっと輝くものを、外には出さなくても胸の内に秘めている子たちは、多分“おとな”の方々が見ているよりきっともっとたくさんいるはずで、少なくとも私の周りにはそうやって輝く子たちがたくさんいる。だからこそ、もし学生さんと話す機会が生まれたら、まだ未熟だからと、言う姿勢ではなく、対個人としてきちんと向き合って話を聴いてあげてほしい。そう訴えさせていただきました。
4. 余談
直近の公演の紹介と直近の舞台の宣伝(笑)ただ宣伝させてもらったわけではなく、運と縁のおかげで奇跡みたいなことが起こったという事例だったので話させてもらいました。
【まとめ】
正直伝えたいことが伝えられたのか、不安です。たぶん3割伝わっていればいい方かなと、自分でも最高に未熟なプレゼンだったなと反省しています。ここで書くのも場違いですが、つまるところ、「学生だからって馬鹿にしないでよ、こちとら必死に生きてんだ」ってことです。
社会人になった今、同じテーマ=学生目線でのプレゼンはもうできなくて、リベンジの機会はいただくことは出来ないけれど、今度は社会人として何かを手に入れることが出来たとしたら、また皆様に届けるチャンスをいただけたらなとは思います。“おとな”に足を踏み入れた今、私自身が主張した“未熟な世界で生きる子たち”を一括りに見てしまわないよう、また今の私の1番近くの存在となる“おとな”を一括りに見てしまわないように、精いっぱい“私の世界”を悩んで迷ってぶつかって、運と縁を信じて生きていこうと思います。
最後に、ご参加くださった皆様、ファシリテーターとして立たせてくださったイトケンさん、“未熟な世界”にいる私の僅かながらの主張をご清聴いただき、誠にありがとうございました。
史上初!大学生企画。 | トレードマークのうさぎちゃん。 | 若き熱きメッセージを発信。 | 11名の同志が集結! |
I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第43回定例会報告書 |
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平成28年4月17日(日) |
10:30 〜 12:00 |
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高円寺中央会議室 洋室2 |
参加人数 18名 |
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担当 脳番号2 |
テーマ「職場での人間関係を向上させる4つの勇気」 |
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こんにちは。mugejinです。
遅くなりまして申し訳ありません。第43回定例会の「職場での人間関係を向上させる4つの勇気」について報告させていただきます。
今回は1年前のプレゼンのリニューアル版で、必要な勇気を5つから4つに絞ってプレゼンいたしました。
今回も多数のアンケートをいただきました。そちらの抜粋で報告とさせていただきます。
「今自分が持っているものに気付けて自己肯定感が得られるという、私にとっては珍しい受け止め方ができました。それはmugejinさんのプレゼンから受け取れる熱いメッセージと魂が、気持ちのテンションを上げてくれたからだと思っています。」
「前回のプレゼンも聞きましたが、今回は前回よりも多くのものが受け取れました。仕事でアイディアが出ないのが悩みでしたが、今回の参加で今までにないアイディアが浮かびました。」
「3つ目の「質問する勇気」。やっぱりバカにされるかもしれないと思うと聞けなかったりしますが、勇気を出して質問はしていこうと思います。今日のお話は若い自分にすごく当てはまると感じたので友達にも広めていきたいです。」
「人間関係を整理することによってストレスのない人生を送っていましたが、今後切り捨てた人間関係にも少しだけ目を向けてもいいかな・・という勇気が出ました」
「「警戒されることを気にしない」という、自分が出来ていないことから実行してみたいと思います。」
「4つの勇気の中で、唯一やったことがなかったのが「仕事や友人と無関係の集団に顔を出す勇気」です。今後は自ら新しい関係を求めて行動に移したいと思いました。」
「勇気=行動ということがとてもわかりやすく、本当にそうだなと思いました。思っているだけでは何も変わらないので、勇気を持って行動したいと思いました。」
「「職場だけで自分の価値を絶対決めない」というコメントに感動しました。」
「「人を嫌うことでいいことは1%もない。嫌わないことで自分が楽になる。」という言葉にビッときました。」
「mugejinさんは人間関係で落ち込んでいる人、自信を失っている人に勇気を与えることができる方だと思いました。」
皆さん、さまざまなコメント本当にありがとうございます。
私も皆さんのアンケートを読んで、多くの気づきがありました。
私もこれからさらに職場でのコミュニケーションを磨き、充実した会社人生を送りたいと思っています。
ありがとうございました。
プレゼンターのmugejinさん | 中身の濃いプレゼンテーション | 隣人の人生に学ぶ同志たち | 18名のブレーンが集結! |
I.D.HYBRID BRAINS 8 |
第44回定例会報告書 |
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平成26年6月12日(土) |
10:00 〜 13:00 |
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有楽町 錦江荘 |
参加人数 20名 |
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担当 脳番号15 |
テーマ「はじめての麻雀講座」 |
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告知文:麻雀というとどんなイメージを思い浮かべますか?
多くの人が「ギャンブル」「タバコ」「徹夜」などなどネガティブな単語を連想されると思います。
実は麻雀は最高に楽しい頭脳ゲームなのです。
今回は、今までの麻雀のイメージを根本から覆すコペルニクス的転回を体験していただきたいと思います。
賭けない・飲まない・吸わない健康マージャンとはどんなゲームなのか?
はじめての方を対象としていますが、経験者でも十分楽しめる内容となります。
ぜひたくさんの方の参加をお待ちしています。
目的:麻雀、雀荘に対するネガティブなイメージを払拭する。麻雀に興味をもってもらうきっかけ作り。
店内禁煙、明るい照明、ソフトドリンク無料サービス
内容
@自己紹介&錦江荘の紹介
健康麻雀について、夜の「麻雀を楽しむ会」「女性麻雀教室」の開催について、
I.D.で麻雀教室を開催させてもらうまでの経緯や、禁煙の麻雀を普及させている錦江荘の取り組みを紹介。
Aスタッフ紹介&卓の中で参加者同士自己紹介
ヘルプスタッフ4名から一言ずつあいさつ。
その後、参加者同士の自己紹介(名前、住んでいる場所、麻雀のイメージ、参加動機)
B麻雀牌の説明、麻雀とはどんなゲームか?
はじめての方対象なので、牌の種類、呼び方、由来などを説明。
実際に触ってみて、参加者同士打ち解けてもらう。
麻雀とはどんなゲームか?を説明
休憩前に全自動卓の中身を見せる。なかなか見る機会もないので、とても好評。
C麻雀用語の解説&4枚マージャン
テンパイ、流局などの主要な麻雀用語の解説のあと、いよいよ実践。
まずは簡単な4枚マージャンから始める。
慣れてきたら7枚マージャンへ
E牌効率について&13枚マージャン
どの牌を捨てていけばいいのか牌効率について説明。その後、13枚マージャンを体験。
イトケンさんの総評の後、卓の代表者1人ずつから感想をもらう。
参加者の声
・麻雀の奥深さを知りました。
・初体験ドキドキでしたが、楽しめました。クリーンな麻雀本当にその通りでした。
・4枚麻雀でもとても頭を使いました。麻雀の可能性はとても大きいと感じました。
・麻雀を通じて人の心を豊かにしてください。
・スモールステップでわかりやすく教えてもらい、今まで何となくやってきたものが、仕組み、確率を理解できました。
・3時間時間の経つのがあっという間でした。麻雀のイメージが変わりました。ぜひ小学校に来て教えていただきたいです。
・麻雀を通じ、人と人とをつなげる人、幸せな場を作る人、麻雀のポテンシャルの高さを感じました。
感想
世の中にはまだまだ麻雀に対してネガティブなイメージを持つ方がたくさんいます。
今回の一番の目的は麻雀のイメージを良い方に変えること。参加者の声を聞いて、その目的が達成できたことを嬉しく思います。
これからも錦江荘での活動を通じて、麻雀の楽しさをもっと世の中に広めていきたいです。
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