I.D.HYBRID BRAINS 6

第33回定例会報告書

平成26年4月19日(土)

19:00〜20:30

高円寺北区民集会所 第5集会室

参加人数 5名

担当 脳番号3

テーマ「変換力・意味付け力で免震・増幅処理」

当初、定例会を企画・担当してくださる方が急病になり、急遽、代表である脳番号3が代理で定例会を担当した。

テーマである「変換力・意味付け力で免震・増幅処理」は、かねてから問題提起したい題材であった。第6回総会でのテーマであった「幸福度の高い生き方」に迫るための手だてである「スーパーセルフコントロール」の構成要素にはエビデンスのある左脳的思考と直感的・創造的な右脳的発想がある。その直感的・創造的な右脳的発想のひとつが、今回の「変換力・意味付け力で免震・増幅処理」である。

 この「変換力・意味付け力で免震・増幅処理」を提唱する理由はいくつかあるが、日々様々なことが起こる日常生活において、必要以上にストレスを感じず、またちょっとした幸せを十分に味わえる習慣が、自身の幸福度を高めるには必要な発想であると考えるからである。

 今回、ワークとして投げかけたテーマは、以下の通りである。

@     自転車通勤しているあなた…

今日は、いつもより早く出勤しなければならないのに、ことごとく信号や踏切に引っ掛かってしまう…。

 こんな時、どのように変換力・意味付け力を発揮しますか?

A     親戚の家に向かっているあなた…

東京のお土産を買っていこうと思っているのに、ことごとく店が閉まっていて、だんだん家に近づいてしまう…。

 こんな時、どのように変換力・意味付け力を発揮しますか?

  つまり、それぞれが直面する具体的が状況があったとして、それを客観的事実と自分自身の解釈に分けることが必要であるということを押さえる。それを踏まえた上で、自分自身の解釈において、変換の仕方、意味付け方のレパートリーを増やすことで、なるべく負の感情に支配されないようにすることが、幸福度の高い生き方につながると考えている。

 参加者が少なかったため、一人一人に十分意見してもらうことができた。さらに、参加者の個人的な悩みや人生の捉え方などにも話が及び、自己開示が進んだ深いテーマでの意見交換もできた。「集まった人数が適正人数」という言葉が表す通り、今回も学びが多い時間となった。参加者の方々に感謝したい。


負の感情に支配されないための心理的ストラテジーの探求…。